「応用」名古屋大学への化学勉強法
今日は、現役名大生のポン助です。
今回は名古屋大学への化学の勉強法の応用編を説明していきます。
まだ、基礎があまり出来ていない。自信のない方は、基礎編から読んでいただけるとよりいいです。
名古屋大学の化学の問題傾向
まずは、敵である名古屋大学の二次試験の問題をじっくりと観察して対策を練りましょう!
問題の難易度
過去問は代ゼミのサイトで閲覧する事ができます。
代々木ゼミナール2018年名古屋大学過去問
回答、概評(感想)もあるので、できれば印刷して用意してください。
まずは問題を見てみてください
代々木ゼミナールの意見としては、大問4.6がやや難しいとされていますが、それ以外は全部標準的です。
標準的というのは、名古屋大学のいつもの問題と比べて標準ですので、大学入試全体的に見るとやや難しめだと感じます。
ですので、前回の基礎編でもお伝えしましたが、やはり全ての分野を比較的高いレベルまで勉強しておく必要があると思います。
差のつく分野
やはり受験生としては、差のつく分野を知り他の受験生と差をつけたいところ。
名古屋大学の化学の問題でやはり差がつくのは理論です。
問題を見てください。
大問1.2が理論、3が無機、4.5が有機化学となっています。
受験生は受験間近に学校で勉強した有機化学はとても得意です。
また、3の無機はどちらかというと理論の部分がしっかり出来ていないと、解けないです。
と、いうことは問題の半分以上が理論の問題で構成されています。
以上のことより、やはり受験生は理論をしっかりやるべきです。
まずは理論の勉強
それでは具体的な勉強法を説明していきます。
勉強法
勉強法の大筋としましては、応用もしくは実践的な問題集を解けるようになることを目標にします。
必要なもの
- 基本問題集
- 実践問題集
- 赤本(6年分くらいあるとよい)
基本問題集は基礎を勉強した時のもので十分です。
実践問題集のオススメはまた別の記事に書いてあります。
赤本は6年分くらい(掲載年数の被っていない2冊)あれば十分です。
過去3年分だと少し物足りないし、過去6年分以上だと、やる暇がないからです。
あくまで赤本は本番練習のつもりで、使ってください。
実践問題集を用意する
勉強の仕方
実践問題集を3周解くことを目標に勉強してください。
受験までのスケジュールの立て方は別の記事に書いてあります。
基礎編同様に
1. 問題を解く
2. 答えあわせをする
3. 問題番号の横に解いた日付とマークをする
4. なぜ解けなかったか、どういう知識が必要かよく考える。
4.のよく考える、というのがとても大切です。
基本問題集でもう一度分野の勉強をした方がいいのか、公式を覚えればいいのか、物質の構造式を覚えればいいのか、色々見えてきます。
答えあわせを大切にする。
まとめ
今回は名古屋大学の問題構成をメインに考察しました。
受験生の方は理論をより中心的に実践問題集でどんどん解く必要があります。
まずは、実践問題集を3周やる。これが大切であると思います。